無題。

大学病院に、所要で行ってきました。

あ、病気じゃないですよ。いや、病気持ちなので、正確に言うと病気なんですけど笑 

言語聴覚士さんに、ちょっと確認したいことがあって。

メールでもいいんですけど、運動もかねて。

(凄いですよね。医師の診察は足を運んでお金を払うのが前提ですが、難聴になると

補聴器管理、調整の言語聴覚士さんに無料で質問可能なんですよ笑)


てくてく。  

今日、すんごい切ないって感じたのが、老人性難聴のおじーちゃんに、看護婦さんが一生懸命話してる姿。「お耳の!検査!!先週も!しましたけど!!何回やって!も!聴!力!は!変わりません!よ!!」


看護師さんも、お仕事なので、そう言わざるを得ないんですけど。

ヨボヨボの、おじーちゃん、多分、なんで自分がこんなに聞こえないのか、

理解出来ずにいるんですよね。

だから、毎週毎週、やってきては、聴力検査をしていく。

聴力って、みんなある程度衰えていくものだけど、衰えていく程度も人によるし、

本格的に聞こえなくなってくるのはマイノリティ。

みんなは普通に会話しているのに自分だけ、加われない違和感に苦しむ人は、

一定数いて、タイミングによっては、それが理解出来ない人もいます。

若い人は、理解しすぎて苦しいし、少し耄碌してきた年配の方々は、理解出来ずにに

苦しい。

胸が、ぎゅーっとなってしまった。


聞こえなくなっていくけど、大丈夫。なんとかなります、一緒に頑張りましょう。

それが言える、出来る、理解出来るような環境が、病院や、それ以外の場所で

作っていければ救われますよね。お互いに。


別に、難聴が可哀想だとか、理解して欲しいだとかは思いませんが、

障害別離職率、トップを独走中なのが、耳の障害です。


感じたって、考えたって、聴力は戻らない。

ジタバタしたって、仕方ないけど。

みんな、笑ってるのに、何で笑ってるのか、自分だけわかんない。

どんなに親しい相手であっても、何度も言わすのが申し訳なくて、適当に変なこと

言ったり、聞き返したら全然違って、笑われてしまって、少し落ち込んで。

愛想笑いでやり過ごして、帰宅して、一人で笑えるものを探して、明日を迎える準備。

失われていく聴力を前に、呆然と立ち尽くすしか出来ない誰かを孤独にしない何か、

何か。多分、きっと、あると思ってます。


そう、これは、わたし、頑張ってますアピールです。笑

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