おすすめのまんが。
製作日誌は・・・?笑
さっき書いたからいいんです・・・!
好きな漫画を語ることはあまりないので、お話させて下さいー
両耳とも悪くなってしまって、落ち込んでいたところに友達が励ましに来てくれて。
「お前、ホモ好きの難聴だろう?これ読めよ」と。
左斜め上から切り込んだ、斬新な励まし方ではあるんですけど。
その前に待って!!もうホモは卒業したの!!笑
悔しい・・っでも読んじゃう・・・っ!!
中途難聴の航平と、腹ペコ健聴ボーイ太一の物語です。
凄く細かく取材さている感じが端々から伝わってきます。
航平が、太一が他の友人とはしゃぐ姿を見て「太一はあっち側の人間」という
シーンや、「付き合ってるの?」と聞かれて「浮き輪持ってるの?」と
勘違いするシーンだったり、最新刊で、聾者の子が人工内耳のパンフレットを
ビリビリに破るシーンだったり(聴者が思っている以上に隔たりが大きいんです)
「うちの会社に聴者はいらない」というシーンだったり・・・
BL漫画と思いきや、とてもリアリティに溢れています。
(ただ一点、航平ぐらい補聴器を使えてれば人工内耳適用というのは、ちょっと?ですが)
(あと余談ですが、航平は時々耳鳴りを訴えてますが、基本的に24時間360日無休で、
キーンなんて可愛いものじゃありません笑)
ここまで聴者と聾者の隔たり、温度差を描いてる作品はこれぐらいかも?
何より、わたしがこの漫画をとても気に入っているのは、演出の繊細さや瑞々しさ。
情景描写が細かいため、状況がよく理解出来、キャラクタたちの感情がしっかりと
伝わってきます。
文乃先生は、ずーーっと、一生、描き続けて欲しい先生だなーと思ってます。
航平と同じ中途難聴のマヤちゃんが超可愛いので、BL関心なーい、という男性にも
オススメしたくなる一作です。
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