知人が漫画家デビューした、しあわせな話。
少し前にも記事にして、Twitterでも書きましたが某所で仲良くして下さっている、
こなしあかやさんがミステリーボニータで本日デビュー!
そんな素晴らしい記念日に、ご一緒させて頂いてしまいました。
わたしなんかで本当によかったんだろうかと今でも不安、笑
前回の記事にも記載しましたが、こなしさんの作品は常に独特の切り口を持っています。
BLかと思いきや、ジェンダーに纏わる問題に丁寧に優しく触れていたり、BLかと思いきや
身体障害と周辺の関わり合い方が描かれていたり・・・身体障害、これが彼女の一番の
個性であり作家性だとわたしは捉えています。
毎回ではないものの、手足がない、所謂欠損というジャンルを扱っていて、
ミステリーボニータ掲載の作品「ほしふり」に関しては、視覚障害を扱っています。
勿論、身体障害が中心のテーマではなく、あくまで要素として取り入れられていて
尚且、彼女の柔らかく優しいタッチのお陰もあり、重くなりすぎず誰でも読める内容に
仕上がっています。
こなさしさんの過去の作品は拝見させて頂いていて、どれも作家性に溢れ瑞々しく、
優しさと純度に溢れているわけですが、その中でも最も技術、演出面で精度が高く、
美しいです。
特に冒頭での演出の処理の技術力が高く、2ページでスッと、そしてグッと
引き込まれます。
失明という重たい要素を扱っているにも関わらず、その原因が大地へ降り注ぐ無数の星、
という幻想的な描写を用いているお陰で、童話や絵本の物語のような優しさを
持ち合わせていて読みやすいです。
身内補正抜きに是非沢山の方に読んで頂きたい作品です、購入がまだの方は是非!!
こなしさんのpixivとtwitterはこちら
https://www.pixiv.net/member.php?id=3912405
作品自体もとてもとても好きですが、ご本人にお会いして益々作品が好きになって
しまった・・・
わたしもそんな映像作家になりたいけど、う~ん・・・・もう遅い、笑
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